お互いに支えあう。

その頃、彼も私もお互いの言動に対してイライラしていました。
「彼は何故、私の事を理解してくれないのか」
そう感じていましたし、彼もまた私に対してそんな思いを抱いていました。

お互いが「理解して欲しい」と望みあう関係に突破口は見当たらないような気がしました。
「何が不足なの？」
そんな私の言葉をキッカケにお互いが抱いている「モヤモヤ」を話しました。

包み隠さずに話をすること。
そのことで気が付いたのは「お互いのモヤモヤの源は一緒」
だという事でした。

･･･という事では無く、「気がついたほう」がまずは動く。
それが１番大切だと知りました。

動く事で相手も「気付き」を得られる事ができる。
「お互いに気付きあう努力をしよう」
そういう結果に落ち着きました。

それからは互いに配慮しあえたり、「彼はこうして欲しいんだ」
という気持ちをもてるようになりました。
すると、彼と私の出会いに流れていたモヤモヤは少しずつ消えていきました。

理解して欲しい。
という「出会い系」という欲求ばかりではなく、自ら気付き動く事。
その事が恋愛関係において１番大切だと知りました。
それからは彼に「してして」という欲求が起こることもなく
逆に「何かしてあげられることはないか」
と思うようにもなる事が出来ました。